浜岡原発5号機で海水流入により廃炉の可能性が浮上しています。2011年の動画と
画像を改めて見ていると、既にその時点でひどいサビが分かります。
画像 2011年5月報道の文末動画より 錆が酷い
浜岡5号機の事故概要
○中部電力 浜岡原発5号機
○2011年5月に事故
○復水器に海水約400トン流入
○そのうち約5トンが原子炉に流入(当時の報道 動画より)
○原子炉の主材料の金属が塩分で腐食しやすい
○保安院が7月25日から検討開始 最悪の場合、廃炉
○海水が原因とみられる腐食が多数みつかった(
▲リンク)
中部電力浜岡原発5号機(静岡県御前崎市)で昨年5月、停止作業中に海水が流入した問題で、同社は25日、海水が原因とみられる腐食が多数の機器で見つかったことを明らかにした。経済産業省原子力安全・保安院の専門家意見聴取会で説明した。
福島第一原発は海水注入で廃炉
大量の海水は、原発廃炉に結びつくという事ですね。
運転停止直後に事故
幸いにも原子炉は運転停止の直後であったとのことです。ただし、原発ですので、炉心の核燃料冷却が必要ですので、水が循環していることになります。その経路ですが。
海水→冷却用のパイプ(破損)→復水器に海水→原子炉全体に進入
当時の報道によると、そのうち約5トンが原子炉内に進入しています。
水が循環し続けるという点が最大のポイントですね。どの装置にどれだけの影響がでているのか判断する必要がありますが、中部電力の25日の報告では、腐食が多数あったようですね。
腐食の穴がある
○2012年3月 非常用冷却水のタンクの内壁に穴が複数
○2012年4月 制御棒を動かす装置のねじにさび
○2012年中 保安院の調査終了 最終報告をまとめる方針
浜岡原発5号機の現状の検討
管理人、時間がかかりすぎだと思います。どう見ても錆びてますよね。
中部電力は問題がないと主張
中部電力は、交換で対応するとしてますが、炉心の中心部など、もの凄く被曝しそうですね。中部電力は、社員が自分達で行くつもりで発言しているのでしょうか。
保安院の発言では、核燃料棒の腐食にまで言及しています。恐ろしい話ですね。世界的に例のない事態なのに、中部電力は補修や交換で対応するとしています。余りに早計ですね。
当時の報道
上記は、ANNの2011年5月のパイプ破損、海水漏洩事故直後の動画です。この時点でこれだけ錆びているわけですし、海水が循環してる訳ですから、どう考えても再稼動は危険と思います。
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